「将来の夢は料理人」
そんな小3の生徒が料理長となり、教室でレストランを開いてくれました!
小1の生徒もスタッフとして参加し、料理長の家族みんなを招待しました。
当日は、ウェルカムムービーから始まり、オムライスやハンバーグや餃子などの料理をふるまったあと、料理長の挨拶までしっかりと行ってくれました。
開店当日の準備風景の動画はこちらをご覧ください
ゼロからのレストラン
このレストランに向けて、2人は3ヶ月前から準備をしてきました。
何を作るか調べて計画したり、メニュー表を作ったり、お店の内装を決めたり、料理の練習をしたり…
料理は、レシピやおいしく作るコツ調べたり、材料を揃えるところからやってきてくれました。
まだ読めない漢字も多いので、スタッフに読み上げてもらったりもしながら、自分たちで1つずつ考えて決めてくれていました。
「おいしく…楽しんでほしい」
レストランの開催日が近づいたある日、料理長に「このレストランで、家族の人にどうなってほしい?」と尋ねてみました。
「おいしく楽しんでほしい」という答えが返ってきました。
美味しい料理が作れるように練習してきたけれど、楽しんでもらうにはどうしたらいいかなあ?というところから、ウェルカムムービーを見てもらうことになりました。
オリジナルの看板キャラクターに喋らせる形で、レストランの説明をする動画を作ってくれました。
「ナンデヤでこんなに走ったん初めてかもしれん」
そうして迎えたレストラン当日。
2人は仕込みのため、開店の5時間前に教室にやってきてくれました。
まずはお店の内装をセッティング。
カラフルな毛糸や料理長の手作りランタン、スタッフ作のメニュー表などで、教室を飾りつけました。
そのあと、材料の買い出しです。
買うものを決めていたのですが、慎重に選んだためか思ったより時間がかかり、買い物が終わって気づけば開店まであと2時間…!
さて、間に合うのでしょうか?
「間に合った〜!」
開店30分前に、なんと買い忘れが発覚!
大急ぎで料理長が買いに走ってくれました。(スタッフも同行しました。)
料理長は時間ギリギリまで、いろいろなところを確認して回ってくれました。
そして迎えた開店時間。
無事予定していたすべての準備が完了し、来てくれた家族のみんなに「いらっしゃいませ」と挨拶することができました。
「弟がおいしいって言ってくれてる!」
料理を提供している間も、注文されたドリンクを入れたり、料理長&スタッフの仕事をしっかりとしてくれていました。
「何回もおいしいって言ってくれてる」
家族からの反応に、とびきり嬉しそうな料理長なのでした。
「教室のみんなに笑ってほしい」
大成功のレストランプロジェクトでしたが、実は彼にとってはこれが初プロジェクトでした。
自分の好きな料理で人に喜んでもらえる経験をしたことで、次の目標ができたようです。
「オリジナルソースを作りたい」「教室のみんなに笑ってほしい」
そんな思いから、次は教室に通う生徒たち向けに
「オリジナルソースでお菓子ディップパーティー」を開催してくれることになりました。
輪が広がっていく様子を見て、私たちスタッフもなんだか自然と笑顔になっているのでした。
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